日本国内最大三ツ星縫製工場分工場

日本国内最大三ツ星縫製工場
分工場

1000万人のデータから1着のスーツを～ITシステムを自社開発～

「 Sell + Produce 」

本来のオーダー紳士服のように注文をうけてから、採寸、縫製する自社開発のシステムです。
ネットワークを駆使した単品管理を行うIT技術により、工場生産における「売ってから造る」という在庫品を持たない生産システムを実現しました。

2008年6月
日本全国の
「元気なモノ作り中小企業300社」
に鳥取県では 1社、当社が選定されました。

2015年5月
一般社団法人
日本ファッション産業協議会より
「J∞QUALITY 認定企業」
に選定されました。

2016年2月
IACDE（国際衣服デザイナー・エグゼクティブ協会）において、紳士服のオーダー工場として、
最高評価の「三つ星工場」
に認定されました。

GOODHILL

MEISTER

卓越した技能者である通称「現代の名エ」をはじめ、
国認定の紳士服製造技能士が多く在籍。
身に付けた高い技術力、そのノウハウや技術を継承して、
社員ひとりひとりのスキルを磨くことができる環境が当社の魅力。
技術だけではなく、仕事にかける想いも日常の中で伝承され
社員のモチベーションを高めています。

「高度熟練技能者」（とっとりマイスター）
鳥取県認定

グッドヒル岩美工場
工場長
岩田輝美

「やってみせ、させてみる」信条に

鳥取県の製造業26職種の中から、優れた技能や技術を持ち、後進の育成に意欲のある人材として、県高度熟練技能者（とっとりマイスター）の知事認定を受ける。
18歳から紳士服製造に携わって49年。素材を理解した上で、特性を生かしながら着心地に配慮した立体的な造形を実現。「軽くて柔らかく着やすい服を作ること」をいつも心掛けている。
高級オーダー品や新素材、新型を手掛ける部署に10年間勤務。モーニングからスーツ、オーバーコート等あらゆる服、素材を手掛け、さまざまな技術を学んだと振り返る。
積み重ねた経験は若手社員への技術訓練を通じ、次の世代へと受け継がれる。約半年をかけ、何十工程にも及ぶスーツなどの縫製、裁断技術をボタンホールの手縫いからマンツーマンで教え込む姿勢は、まさに親方（マイスター）。教えた訓練生達が最後に縫い上げた服を人台に掛けていつまでも見惚れている姿は、彼の心の原動力となっている。
これまで多くの教え子を本社や海外工場に送り出した。教え子らが「たまに壁にぶつかると相談に来る。頑張っているんだなあとうれしくなる」と成長を喜ぶ。

技術の継承

弊社は「本物の紳士服は手造りが基本」との理念の下、鳥取市に構える国内最大規模の本社工場を中心に、「ＩＴ技術と匠（たくみ）の業の融合」をモットーに高い品質の紳士服を製造し、ブランド力を高めています。

工場では、まず服地を１着ずつ裁断し、続いて部品、組立、仕上物流の各センターで、さまざまな資格を取得した社員が最新鋭の機器を駆使しながら作業を進めています。紳士服の仕立ての良さ（着心地）を左右する組立作業では、経験豊富な諸先輩から受け継いできた熟練した技術で、お客様のために作る喜びを持ち縫い上げています。

　最先端の機械が並ぶ社内ですが、高品質紳士服の製造には社員の技術が欠かせません。国内では多くの縫製工場が海外移転したのに伴い、職人が減っていますが、弊社には、卓越した技能者である「現代の名工」（厚生労働大臣が表彰）をはじめ、多くの国認定の紳士服製造技能士らが在籍しています。本社のほかにも鳥取県内には、浜村（鳥取市）、岩美（岩美町）、郡家（八頭町）に専門の生産工程を担う分工場があり、社員は日々研さんを積み、技術を高めていています。

　社員の技術継承を大事にし、社員を技術力の順番に並べて掲示する「番付表」を社内に掲げるなどユニークな取り組みも行っています。国家資格の他、グッドヒル独自の資格試験を新たに導入し、社員の技能や意欲のさらなる向上を図っています。

抜群の生産力（国内オーダー生産量の約25％）

最新鋭の本社工場びるでは、在庫を抱えない、売ってから作る「セルデュースシステム」を構築し、販売と製造を一体化させました。お客さまを採寸することから始め、１千万人の体型データをシミュレーションした独自ソフトで個々の電子型紙を作成し、仮縫いなしで体にフィットするスピーディーな服作りを実現させました。

その生産量は国内オーダー服生産量の25％になります。同時に従業員に最適の職場環境を確保することによって、生産性の向上と品質の安定を図っております。