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グッドヒルのミニチュアスーツが日本海新聞に掲載されました。-グッドヒルのミニチュアスーツが日本海新聞に掲載されました。-

グッドヒルのミニチュアスーツが日本海新聞に掲載されました。
下記に掲載内容を転載いたします。

思い出の一着をいつまでも手元に-。紳士服の製造販売などを手掛けるグッドヒル(鳥取市吉成2丁目、吉岡秀樹社長)は、着古したスーツの生地からミニチュアスーツを製造する新たなサービスを開始した。退職などを契機に、着なくなったスーツを思い出の詰まったインテリアに生まれ変わらせるサービスに注目が集まる。(真田透)
 ■ 職人が本気で
 ミニチュアスーツ製作のきっかけは、職場での「着なくなったが思い出のあるスーツはどうするか」といった会話だった。多くが「思い入れのある服は処分しにくい」とする中、同社部品センター課長補佐の中居伸浩さん(48)は、以前海外で見たスーツのミニチュアディスプレイを思い出し、「ミニチュアにして手元に残せたら」と発案。同じ職場の森田強さん(35)と共にミニチュア化に向けて実現性を探ることにした。
 会社の各専門部署に声をかけて製作に取り組んだところ、袖の取り付け部分の立体的な縫製やボタンホール、裏地が施されたジャケット、パンツはウエスト部分の滑り止め、ポケットも再現するなど、スーツ職人が「できる限り本物」を意識した3分の1スケールのスーツが出来上がった。中居さんは「とにかく細かい作業で大変だが、始めると設計からボタン付けまで、みんな本気になった」と振り返る。
 ■ 思い入れ 
 出来栄えの良さに「せっかくなので多くの人に見てもらおう」と同社受付に展示したところ、社員や来社する人からも好評を得て、クリスマスや正月仕様のミニチュアスーツも登場し、商品化が決まった。
 商品化の背景には「もう着ないけれど、処分しにくいスーツ」の問題がある。デザインが古くなった、体形が変わったといったものから、定年退職で着なくなったスーツや家族の遺品など「思い入れが強く処分に踏み切れない」といった声は同社の販売店でも度々聞かれてきたという。
 これらのスーツの生地を使って作るミニチュアスーツは、思い出を手元に残しながら処分を進めるきっかけにもなる。退職時の家族からのお礼のプレゼントなど、活用のシーンは幅広い。
 中居さんは「仕事や人生のいろいろな場面で着ていただいているスーツの中に思い出の詰まった一着や気に入っていただいていた一着が誰にでもあるはず。今後はレディースの対応も考えていきたい」と話している。

写真説明
技術を凝らして製作したスーツを掲げる中居さん(左)と森田さん=鳥取市吉成2丁目のグッドヒル本社


きっとお気に入りの生地、デザイン、スタイルが見つかります。
是非一度当店までお越しください。