大川順一郎さんの乗馬服を縫製します。
フランス・パリでのパラリンピックへ向けてチャレンジされている大川順一郎選手の乗馬服を縫製いたします。
今回は、グッドヒル鳥取店にご来店いただいた際のご様子について、お伝えしていきます。
大川順一郎選手は、小学6年生の時に馬に魅せられ、大学で馬術競技に専念。
教員としても勤め、馬への愛を教育に反映させ、ポニークラブを設立。
しかし、C型肝炎や筋力の衰える難病など様々な困難が待ち構え、それは現在も進行中です。
それでも彼は諦めず、パラ馬術へ転向、2017年には全国大会に出場しました。
現在は、2024年パリパラリンピックを目指し、馬術を通じて自らの限界を超える努力を続けています。
彼の絶え間ない挑戦は、周囲に大きなパワーを与えています。
サポートホームページ
今お手持ちの乗馬服を確認
オーダースーツと乗馬服は、似て非なるものです。
サイドベンツの数やボタンのサイズ、縫製方法などがどうなっているのか、今お手持ちのスーツを参考にして、デザインを作成いたします。
乗馬服を研究中。
写真では伝わりづらいですが、ボタンもオーダースーツに比べて一回り大きい仕様です。
胸元に刺繍が入っているのも印象的ですね
採寸
大川さんは年々筋力が弱くなる難病にかかっておられます。
お疲れにならないためにも、できる限り座ったまま採寸させて頂きました。
お持ちのスーツの着心地を確認。
より良い着心地や、シルエットにするために色々とお話をお伺いさせて頂きました。
採寸が終わり、車までお見送りします。
普段は車いすの時もあるとのこと。本日はゆっくりと歩いてご来店頂きました。
大川様のバイタリティにスタッフ一同、みなぎるパワーを頂戴しました。
打合せ
大川様にとって何がベストなのかパターンナーとフィッターを交えて、徹底的に話し合います。
次回は乗馬服の縫製から完成までをお届けします!お楽しみに!