工場見学 in GOODHILL エフワンFCオーナー会 様
先日行われたグッドヒル本社の工場見学の様子をご紹介します。
この度は エフワンFCオーナー会様にお越しいただきました。
グッドヒル 本社工場
オフィスビルのような外観ですが、中は高い生産力を誇る縫製工場となっています。
全国のオーダースーツ服のおよそ25％の生産を担っています。
グッドヒル本社
鳥取県鳥取市吉成2-14-21
■TEL 0857-21-5000
研修室にて会社概要や生産体制についてご説明しました。
システムにより管理された情報は、生地の在庫状況、裁断データ、進捗状況など多岐にわたり、IT技術と職人技の融合が当社の生産体制を支えていることを、お話してご案内しました。
この後で、縫製現場に入り流れに沿って見学していきました。
独自システムにより生地情報を管理し、受注状況に応じた適切な生産量を現場に投入し、安定生産できるよう管理しています。
6階では、預かり反や資材を管理しています。
効率的な在庫管理を行うことにより、生産の遅延や無駄を防ぎ、安定した供給体制を維持しています。
5階の一部と4階は裁断センターとなっています。
データ化されたパターンを呼び出し、自動裁断機やレーザー裁断機を用いて正確かつスピーディーに生地を裁断します。
自動裁断機と職人の技術を組み合わせ、高品質な水準を保ちながら日産1000着分の裁断を可能とします。
裁断された生地のパーツは、部品縫製の工程へと進んでいきます。
この工程には、着心地や形の良さが決まる、隠された大切な職人技がたくさんあります。
工程が進んでいくごとに、今まで作り上げてきたパーツが一つ一つまとまって、紳士服の形が出来上がって行きます。
スーツの着心地やシルエットの美しさは、この組立工程で大きく左右されます。
仕上げはプレス機で行い、細かいところは手作業でアイロンを入念に施します。
プレス機によって基本的な形を整え、細部については一着ごとに手作業で仕上げることで、美しいシルエットと着用感が実現されます。
検査を終えて品質基準を満たした製品は配送先ごとに分別されます。
分別作業に用いるマイクロベア（自動仕分け機）は100以上ある配送先へ1時間に1000点以上の製品分別する能力があります。
今回の工場見学を通じて、IT技術による効率的な生産管理と、長年培われた職人技の融合の様子をご覧いただきました。
最後に、研修・見学の様子を撮影させていただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
この度はご多忙の中、遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございました。
またのご来訪を心よりお待ち申し上げております。