コーラス衣装が出来るまで④本縫い編
今回は、コーラス衣装の制作過程の第4弾【本縫い編】です。
シリーズは下記からご覧いただけます。
▼クリックしてください
①型紙作成編
②サンプル衣装編
③本番生地の裁断編
④本縫い編
⑤完成編
裁断された生地が洋服パーツになる(部品センター)
前回の投稿で紹介した裁断編、そこで必要な形に裁断された生地が洋服パーツの形に縫製されます。
前身頃、後身頃、身返、袖、背、衿など、それぞれのパーツごとに縫製されます。
パーツ縫製の工程の数は、上衣・ベスト・パンツで「390工程」にも及びます。
パンツの縫製
パンツ縫製部門をご紹介します。
ワイドパンツで幅の広い仕様になっています。
一点物の生地なので失敗が許されません。
パンツ課動画
パンツのパーツは本社工場で縫製された後、浜村工場の組み立て工程に送られます。
オリジナル肩パッドの作成
今回のコーラス衣装の注目点であった「コンケープドショルダーの形」
市販のものでは再現できない特別な形状のため、オリジナル製品として縫製しました。
グッドヒル 組立センター 中居課長
オリジナル肩パッド作成動画
職人のアイデア&技術が込められた、オリジナル肩パッドです。
この肩パッドで、特別なコンケープドショルダーの形を作ることが出来ます。
肩パッドの取り付け
肩パッドの取り付け工程をご紹介します。
全て手作業で縫製しています。
肩パッド取り付け動画
オーダースーツとは違う形状のため、いつもとは違う方法で縫製しています。
アームホールの縫製方法も特別仕様です。
オリジナルのコンケープドショルダーが完成しました!
パーツを組み立てる(組立センター)
ここからスーツの形に縫製されます。
バラバラだったパーツが、一つになる工程です。
1着1着丁寧に心を込めて縫い上げていきます。
組立センター動画1
仕立ての良さ、着心地の良さが決まる大事な工程です。
組立センター動画2
各パーツが一つになりました。
機械化できない職人技は、長年諸先輩から受け継がれたまさに匠の業の結集です。
次回はいよいよ完成品のお披露目です!お楽しみに!!
シリーズは下記からご覧いただけます。
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①型紙作成編
②サンプル衣装編
③本番生地の裁断編
④本縫い編
⑤完成編