ブルームーン様のご来社 後編
ブルームーン様のご来社紹介の後編です。（前編はこちら）
グッドヒル本社で行われたミーティングと工場見学の様子をお伝えします。
ブルームーン
ブルームーンの岡田様は千葉真一氏などの昭和のスターから令和のアイドルまで、幅広く手掛けておられます。
特にソウル・ジャズなどの音楽の歴史を30～50年代にまで遡って追求し、当時のアーティストのエッセンスを生かしたスーツ作りも得意とされています。
最近では「M!LK」の衣装も手掛けられ、そのスーツ作りに業界内から熱い信頼が寄せられています。
本社でのミーティング
ブルームーンの岡田様、グッドヒルの設計部と窓口担当者を交え、スーツや衣装について意見交換が行われました。
ミーティングでは、岡田様がアーティストのツアーに同行された際に、ステージ直前のバックステージで衣装を縫製し直すなどのエピソードを伺いました。そうした熱意がアーティストの最高のパフォーマンスを支え、そのパフォーマンスに満足されるファンの方を見るのが何よりも嬉しいのだと、衣装作りに懸ける想いを語ってくださいました。
ブルームーン様が得意とされているソウル・ジャズなどの30～50年代のクラシックなスタイルの追求についても深く掘り下げて話しました。現代では失われつつある当時のスタイルをどのように蘇らせるか、それを縫製に落とし込むための技術的なアプローチについて、活発な意見交換が行われました。
本社工場の見学
ミーティングの後、本社工場をご案内しました。
6階から1階までの各工程で、職人たちが効率的に働いている様子をご覧いただきました。
見学後には、「今回の見学でより詳しくなりました。その分、より良い話もする事が出来ました。皆さんすごい技術を持っていますね。」と、グッドヒルの技術力の高さを改めて評価してくださいました。
工場内では、岡田様が働く一人ひとりに「頑張ってください」と温かい声を掛けられていたのが印象的でした。
「私は作る人の味方ですよ」と作り手への深い敬意を込めてお言葉をくださいました。
工場見学を終えて
今回のブルームーン様のご来社は、グッドヒルの社員にとっても多くの学びがありました。
岡田様の一言で、現場では気付かなかった課題をズバッと解決でき、長年培われた経験と技術力に感動しました。
常に現場の人を思い、伝え方も工夫しておられて、岡田様の温かいお人柄に触れることができました。人と向き合う姿勢を見習っていきたいです。
ブルームーンの岡田様、この度はグッドヒルにご来社いただき、誠にありがとうございました。
岡田様の衣装作りに懸ける情熱と、作り手への温かいお心に触れ、私たちも大変刺激を受けました。
またのご来社を心よりお待ちしております。