招運隆盛、昇格願い グッドヒル、ガイナーレに 麒麟裏地スーツ提供
紳士服メーカーのグッドヒル(鳥取市吉成2丁目、吉岡秀樹社長)は、想像上の動物、麒麟(きりん)を裏地に描いたスーツを製作し、サッカーJ3ガイナーレ鳥取の塚野真樹社長と岡野雅行GMに贈った。スーツは同市内のデザイン会社、シセイ堂デザインと共同開発。9日からグッドヒルの各店舗やホームページの特設サイトで予約販売を開始する。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、無病息災や招運隆盛の願いを込め、麒麟をモチーフにした商品を作ろうと、両社が共同で製作した。
スーツの裏地に、日光東照宮の陽明門などにある麒麟の彫刻を書き起こしたイラストをプリント。鳥取藩主池田家の家紋・アゲハチョウなども描かれている。Axisバードスタジアムで3月21日にあった贈呈式で、吉岡社長が「今後の活躍を祈って作った。麒麟の御利益も力に加えて昇格を目指してほしい」と激励した。
スーツに袖を通した塚野社長は「力が集まりそうなデザイン。J2昇格という目標実現に向け、スーツと一緒に闘っていく」と意気込んだ。